愛媛県は8日、松山市で高校生献血推進会議を開き、高校生約30人が同世代への啓発に向け知恵を絞った。献血がテーマの川柳では「怖くない挑戦しよう献血に」「事故のとき輸血受けるの私かも」などと詠んだ。
 県の兵頭昭洋保健福祉部長が「同世代に献血に協力してもらえるよう高校生らしい発想でアイデアを出してほしい」とあいさつ。高校生は大街道献血ルームで、テレビを見ながら献血できるベッドや広い待合室などの写真を撮影し、快適さを確認した。
 県によると、県内の献血者数は近年、減少傾向で2015年度は4万9729人。10代は2493人で、うち高校生は1001人という。